現在、【国土交通省 国土技術政策総合研究所 トータルステーションを用いた出来形管理 情報提供サイト http://www.gis.nilim.go.jp/ts/software.html】において、『ソフト間の接続確認情報』が、各企業の責任のもと、掲載されています。
日本測量機器工業会ソフト部門会(以下、ソフト部門会と記す)では、加盟会員(会社)における接続確認情報の正確性向上、情報提示の迅速化を目的に、『日本測量機器工業会 TS出来形 接続情報確認仕様』(以下、本仕様と記す)を策定致しました。加盟会員(会社)は本仕様に基づいた相互確認を実施し、その結果について【国土交通省 国土技術政策総合研究所 トータルステーションを用いた出来形管理 情報提供サイト】及び加盟会員(会社)のカタログ、資料等への表記を行い、情報周知を徹底してまいります。
ソフト部門会では、より一層、効率的にTS出来形ソフトを使用していただけるよう、今後も正確性の向上、情報開示の迅速化に向けて改善、努力してまいりますので、宜しくお願い申し上げます。
確認項目 | 制限値 | 備考 |
---|---|---|
1現場における基準点数 | 1000 | |
1現場における水準点数 | 1000 | |
1路線における主要点数 | 1000 | |
1路線におけるIP点数 | 50 | |
1路線におけるブレーキ点数 | 50 | |
1路線における幾何要素数 | 100 | |
1路線における縦断勾配変異点数 | 100 | |
横断面総数(Xsection の総数) | 100 | |
1断面における構成点数(ComposedPnt)データ | 100 | |
1断面における出来形管理対象点数(FormCtrltargetPnt の総数) | 100 | |
BuildFormの種類の総数(例:L1n1などのL2n1の系列の総数) | 100 | |
標高値最大入力可能値 | 9999.999 | |
標高値最小入力可能値 | -999.999 | |
XY座標の最大入力可能値 | 999000.000 | |
XY座標の最小入力可能値 | -999000.000 |
TSを用いた出来形管理を適用した工事において、電子成果品である「施工管理データ(XMLファイル)」を確認するためのビューアソフトウエアをご紹介します。
【概要】2013年度より国土交通省直轄工事において10,000m3以の土木工事において一般化技術となった「TSを用いた出来形管理技術」においては2012年3月に「TSを用いた出来形管理の監督・検査要領」が策定され、工事施工前及び検査時に基本設計データのチェックが求められております。3次元設計データ(基準点、平面・縦断・横断形状、出来形管理項目など)の入力値の照査や3Dによる設計照査、また施工中・検査時の実測値の確認が容易に確認できる大変便利なTS出来形検査ビューアソフトウエアです。
◇ 施工管理データのビューアソフト一覧
企業名 | ソフト名称 | リンク先 |
---|---|---|
福井コンピュータ | TS出来形検査ツール | http://const.fukuicompu.co.jp/info_construct/index.html |
建設システム | TS出来形検査Viewer | https://www.kentem.jp/freesoftware/ts_dekigata.php |
ピースネット | TS出来形データ確認Viewer | http://www.peacenet.co.jp/contents/Information.htm#20131009 |